2018年10月17日

忘れっぽいと感じときのアロマテラピー

記憶をとどめる効能は、いくつかの精油に認められています。
よく知られているのは、ローズマリーとペパーミントです。

<記憶機能改善作用のある精油>
ローズマリー
ペパーミント
カルダモン
ゼラニウム
ラベンダー

コミュニケーションとアロマテラピーが脳の活性化に有効だとはいっても、ボケの進行を完全に止めるわけではありません。
認知症は忘れっぽいと感じることからはじまるケースが多いようです。しかし、老化による単なる物忘れと認知症(ボケ)には大きな違いがあります。それらを混同しないようにしておきましょう。

お年寄りが忘れっぽいと感じたときには、ノートや書き込み可能なカレンダーを用意し、メモをとるようにするのがよいでしょう。
本人が書き込むようにするのがよいのですが、それが難しい場合は、家族が手伝っていっしょに書くようにします。

日にちや時間の感覚を失わないようにするには、大きなカレンダーを見えるところにかけ、今日が何日、何曜日という日付を認識させるようにするとよいでしょう。
ホワイトボードなどに本日の日付と曜日が書き込める欄を作るのもよい方法です。

時間の感覚を失わないようにするには、朝起きて3食きちんと食べて、夜寝るといった規則正しい生活も大切です。
おやつの時間を決めておいたり、日中は布団をあげておくなども、生活にメリハリをつけるのに役立ちます。

また、場所の感覚を失わないようにするには、トイレや浴室に「トイレ」「お風呂」と文字で書いたり、イラストで目印をつけたりするとわかりやすいでしょう。
廊下などにトイレに行くための誘導の目印をつけるのもよいでしょう。

ものをどこにしまったか分からなくなるときには、日常よく使う財布やバッグ、手帳、めがねなどは置く場所を決めるようにします。

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posted by らくだ at 20:24 | ├─介護のアロマテラピー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

更年期の身体を整えるのに大切なミネラル

ミネラル不足は、更年期の症状に悪い影響を与えるといわれています。
たとえば、女性ホルモン(エストロゲン)には抗酸化作用があるのですが、更年期に分泌量が低下するため、活性酸素が十分に処理されにくくなります。過剰な活性酸素は、女性ホルモンのバランスを乱し、更年期の諸症状を悪化させるといわれています。
ですから、抗酸化作用のあるミネラルを積極的に摂取する必要があるのです。

更年期に摂取したいミネラルを紹介します。

マグネシウム
血中のマグネシウム濃度が高いほうが、月経の不快感が少なく、感情が落ち着くという研究結果が報告されています。
マグネシウムの欠乏はドーバミンの不足をもたらすといわれ、それが原因でイライラや不安が生じるといいます。
また、マグネシウムは、痙攣やむくみを解消する働きもあります。
マグネシウムの所要量は1日300〜400mgです。
マグネシウムは豆類や藻類、落花生といったナッツ類、小麦胚芽などに多く含まれています。

セレン
セレンは抗酸化作用にすぐれ、甲状腺ホルモンの生理活性を高めます。
セレンが不足すると、月経周期の乱れが起こります。
パイナップル、シリアル、魚などに含まれます。

亜鉛
亜鉛は活性酸素の増加を抑制する働きがあります。
亜鉛が不足すると、脳下垂体で作られる性ホルモンの分泌量が低下し、月経不順になりがちです。
食生活の乱れや無理なダイエットは、亜鉛不足の原因になるので注意しましょう。


銅は鉄の吸収を促進します。ですから、銅が欠乏すると、貧血や冷え性を引き起こします。

フッ素
フッ素には骨を作る働きがあります。

リン
リンはエネルギーの放出や蓄積をコントロールします。

カルシウム
カルシウムには、筋肉の収縮をやわらげる効果と、不安やイライラを抑える作用があり、月経時の不快感を緩和するのに有効です。
また、カルシウムは健康を作り、骨粗しょう症を防ぐ働きもあります。

コバルト
コバルトは主にビタミンB12の構成成分です。

リチウム
リチウムは心の病の治療に使われていて、多くは炭酸リチウムとして経口投与されます。
リチウムは躁うつ病(両極性障害)に有効といわれ、発症を予防したり、軽減したりすることで知られています。
ただ、多少の副作用があるのと、過剰使用すると中毒がおきます。専門家の判断に従い、正しくしようすることが大切です。


鉄は血液中のヘモグロビンの主成分で、酸素と結びつき、全身の細胞に酸素を運搬する働きがあります。
これにより、細胞はエネルギーを精製します。
ですから、鉄が不足すると貧血になり、疲労しやすく、動悸や息切れ、めまい、免疫力の低下といった症状を引き起こします。

マンガン
マンガンはエネルギーの生成、骨の形成、脳機能の正常化、タンパク質と脂肪の代謝に関係しています。
甲状腺ホルモンやインスリン、ホルモンといった多くの酵素の生成にかかわり、ビタミンの作用も高めます。
また、マンガンは活性酸素を分解し、細胞膜の酸化を防ぎます。中性脂肪や悪玉コレステロールを減少させる働きもあります。
マンガンが不足すると運動失調、骨や軟骨の発育不良、生殖機能の低下、骨粗鬆症、てんかん発作などの症状を引き起こします。

クロム
クロムはインスリンの活性化するのに必要なミネラルで、不足すると細胞に十分にブドウ糖を送ることが出来なくなり、血糖値の上昇をひきおこします。
また、脂質の代謝に関与していて、血液中の中性脂肪やコレステロール値を正常に保つ働きがあります。
このため、高脂血症や動脈硬化に効果があるのではないかと期待されています。

イオウ
イオウは、タンパク質やアミノ酸の構成要素で、身体や毛髪、爪、軟骨といった組織をつくる重要な物質です。
イオウが含まれる食品を摂取することで、身体の中から肌を美しくします。
大根やニラ、玉ねぎなどにイオウが含まれています。
また、イオウには角質を軟らかくさせる作用があり、古い角質を取り除き、健やかな素肌を作ります。
さらに、殺菌および殺虫作用があり、軟膏や塗り薬に使われます。水虫や疥癬といった皮膚疾患に有効です。

珪素
珪素は動脈硬化症を防ぐミネラルとして注目されています。
珪素は新陳代謝に関わっていて、欠乏すると動脈粥状硬化、ガン、結核、糖尿病、甲状線種、皮膚炎、尿管結石といった疾病を引き起こす可能性があります。

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posted by らくだ at 06:57 | ├─更年期を快適に | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年10月16日

高齢者と香りでコミュニケーション

田舎の杉の木の香り。金木犀の花の香り。誰もが香りに思い出をもっているはずです。

高齢者が若かりし頃の日本は、いまよりも自然にあふれ、さまざまな香りに触れることができたのではないでしょうか。

介護者もまた、家族で過ごした子供の頃の懐かしい香りがあるでしょう。


香りがコミュニケーションの道具となるのをご存知ですか?

愛する気持ちや感謝の思いを口で伝えるのは恥ずかしくても、香りを通して、お互いの心が触れ合うこともあるのです。


代替医療としての期待が高まっているアロマテラピーですが、日本ではまだ正しく理解している人が多いとはいえません。

ましてや、高齢者にとっては未知の療法で、疑心暗鬼になるのも当然です。

高齢者にアロマテラピーを導入するには、すでに知っている香りに似た精油から少しずつなじんでもらいましょう。


たとえば、フルーツの香りなら、高齢者も抵抗なく受け入れることができるはずです。

「この香り、コタツで食べたミカンに似ているわね」といった会話をしながら、香りに親しんでいきましょう。

香りの印象について聞くなどして話を発展させる方法は、脳の活性化にも役立ちます。

オレンジスイート、マンダリン、ベルガモットは、いずれもミカンや八朔を連想させます。

コタツで家族が集まって食べた日のことや、夏の日の出来事が思い出されるでしょう。

同様に、レモン、グレープフルーツも柑橘系の果物の香りがします。

また、カモミールはハーブですが、少しリンゴのような香りがします。


料理の好きな人なら、バジル、クローブ、コリアンダーといった香辛料の香りに興味を持つかもしれません。

大好きなカレーの匂いといったところでしょうか。

レモングラスは、タイ料理のトムヤンクンのような匂いです。

お酒好きには、ジンの原料となる杜松の実から抽出したジュニパーが好きになりそうです。


田舎の樹木の香りも、高齢者には懐かしいものでしょう。

サイプレスは糸杉、シダーは杉、バーチは樺の木のすがすがしい香りがします。

ヒノキのお風呂を想像する人もいるでしょう。


花から抽出する精油もあるのですが、華やかな香りはそれほど多くはありません。

ローズは気品高いバラの香りがしますが、精油はかなり高価です。

ゼラニウムはバラの香りにていて、少しリーズナブルです。

サンタルウッドの日本名は白檀で、高齢者には馴染み深いと思われます。

ペパーミントはガムや歯磨き粉、ティートリーやユーカリは湿布のような匂いがします。

子供の運動会といった昔の行事がよみがえるかもしれません。


香りを試すときは、いくつもの香りを嗅ぐのではなく、一日に2〜3種類を目安にしましょう。

嗅覚は年齢とともに衰えるので無理は禁物です。

また、長時間香りを嗅いでいると、頭痛や吐き気といった症状がでることもあるので気をつけましょう。


アロマテラピーの精油にはそれぞれ特有の効用がありますが、嫌いな香りを押しつけても、症状がよくなるとはいえません。

高齢者の好きな香りを選ぶことがなによりも大切です。

ですから、高齢者と会話を楽しみながら、ひとつひとつ香りを確かめていきましょう。


最初の1本を選ぶとしたら、万能薬ともいえるラベンダーの精油がおすすめです。

ラベンダーの精油があれば、不眠や不安、痛み、殺菌と、さまざまな目的に使うことができます。

ただ、ラベンダーの香りは、日本人にとってそれほど一般的とはいえないようです。

最近はよく見かけるハーブですが、ラベンダーといわれても、ピンとこない高齢者も多いでしょう。


このように、アロマテラピーの精油のなかには、これまでに嗅いだことがない香りも少なくありません。

そのような香りを取り入れるには、介護者がその香りをつねに漂わせ、高齢者に慣れてもらいましょう。


介護者がラベンダーの香りを身につけたり、アロマライトやスプレーで積極的に使います。

「この香りは何?」と高齢者が興味を示したら、ラベンダーやアロマテラピーについて説明します。

「どうせわからないから」と言葉を濁したり、隠したりするのはよくありません。


明らかに不快な表情をしたときには、さりげなくその理由を聞き、使用を避けたほうがいいでしょう。

香りの好みには個人差があります。介護される側が心地よいと感じる香りであることを最優先しましょう。

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posted by らくだ at 19:22 | ├─介護のアロマテラピー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

アロマテラピーでなるべく疲れない介護を

介護をするうえで大切なのは、心地よく暮らす生活環境を整えることです。
ところが、介護の現実をつきつけられると、さまざまな葛藤が生じて、快適な生活が失われがちです。
これまでの円満な関係にヒビが入ることも珍しくありません。
身近な間柄だけに、お互い遠慮したり、わがままになり、複雑な感情が入り混じってしまいます。

お年寄りは介護が必要になった自分に苛立ち、寂しく満たされない気持ちに襲われます。
一方、介護者もまた、慣れないことばかりで疲弊し、「なぜ私が?」と疑問や不満を抱えることになります。

そして、お互い相手の気持ちを理解できないまま、悶々とした毎日を過ごしてしまうのです。
このようなストレス状態は、やがて痛みや食欲不振といった肉体的な病状となって現れます。
介護される側もする側も心身のバランスを失い、状況はますます悪化します。
だからといって、残念ながら、介護にかかわる人々の心理的な苦痛を癒す特効薬は、今のところ存在しません。

心身ともに負担の重い介護では、精神的な癒しを目的にした補完的な療法が必要といえます。
その役割を担う自然療法がアロマテラピーです。

アロマテラピーとは、植物の持つ有効成分を利用して行う療法で、その起源は古代にまでさかのぼります。
アロマテラピーのすぐれた点は、人間を包括的にとらえて心と身体のバランスを回復し、健康を維持する点にあります。
心に働きかけながら、ストレスによって引き起こされる肉体的不調を改善するのがアロマテラピーといえます。

介護においてアロマテラピーが理想的なアプローチであることは、イギリスやフランスの老人医療の場ですでに導入されている事実からも理解できます。
睡眠障害や徘徊といった症状を緩和する実例も多くみられ、日本でもアロマテラピーを取り入れた施設が増加しています。

アロマテラピーのもうひとつの特長は、芳しい香りを嗅いで身体を癒すことにあります。
また、アロマテラピーのトリートメントのひとつであるマッサージには、リラックス効果があるといわれています。
直接人の肌に触れるタッチングは、相手に安心感を与えて心身を癒すと注目されているのです。

介護は辛い。多くの人がマイナス・イメージを抱いているようですが、アロマテラピーがそれを変えてくれるでしょう。
アロマテラピーは、高齢者と介護者の双方の生活の質(Quality of Life)を向上させてくれるはずです。

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posted by らくだ at 19:00 | ├─介護のアロマテラピー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

更年期をのりきるための精油

更年期の症状を和らげる精油を紹介します。

ラベンダー
ラベンダーにもさまざまな種類があり、真正ラベンダー(Lavandula Angustifolia)が最も一般的で、ラベンダー・スピカ(Lavandula spica)もよく用いられます。真正ラベンダーは、皮膚細胞の再生、鎮痛、膀胱炎、不眠症、神経症など、効用を挙げたらきりがないほど、さまざまな薬効で知られています。

クラリセージ
クラリセージ(Salvia Sclarea)は女性ホルモンに似た作用があることで知られ、月経痛といった月経前症候群や更年期の諸症状に有効です。その他、神経疲労を解消し、抗痙攣作用もあります。
※婦人科系の癌を誘発するともいわれているので、過度な使用は控えたほうがいいでしょう。

マジョラム
マジョラム(Origanum majorana)は、子宮や神経に対する抗痙攣作用があり、月経痛を和らげる働きがあります。月経の周期を規則正しくし、月経によるイライラを解消します。また、不安を取り除き、幸福感をもたらすことでも知られています。さらに、血液循環の促進し、冷え性や関節痛にも効果的です。

ゼラニウム
ゼラニウム(Pelargonium Asperum)は、ホルモン系の働きを正常にするといわれ、月経前緊張症や更年期の諸症状に有効です。不安や抑うつ症状を改善し、心のバランスを取り戻す働きもあります。さらに、リンパおよび静脈の循環を促進し、毒素を排出します。肌の血行をよくし、くすみを除去する作用でも知られ、抗炎症作用で皮膚の炎症を抑えます。

イランイラン
イランイラン(Cananga odorata)は、ホルモンのバランスを調整する働きがあり、生殖器系にかかわる諸症状に有効です。また、不安やパニックといった感情をときほぐし、リラックスさせる働きがあります。皮脂の分泌を整え、髪の成長を促進する作用もあります。

ペパーミント
ペパーミント(Mentha Piperita)は、数え切れない疾患に効果がある薬用植物です。消化器系の痙攣や嘔吐に対しても有効で、腸内ガスの発生を抑制します。抗菌作用や鎮痛作用、呼吸器のトラブルにも向いています。女性特有の症状にも効果を発揮し、月経痛や乳腺炎に用いることができます。また、精神疲労や抑うつを改善する働きもあります。

レモン
レモン(Citrus Limon)の爽やかな香りは、誰からも好まれます。気分をリフレッシュさせ、頭の働きを活発にしてくれます。また、血をさらさらにし、循環を促進するので、高血圧を改善する働きがあります。さらに、抗感染作用で風邪を予防するほか、肝機能の正常化し、吐き気を抑えます。ダイエットに最適な精油で、便秘を解消し、セリュライトにも効果があります。

ローズマリー・シネオール
ローズマリーはケモタイプで数種類あり、そのうち、ローズマリー・シネオール(Rosmarinus officinalis à cineoliferum)は、肺の強壮剤として知られ、気管支炎といった症状を改善します。また、鎮痛作用があり、筋肉痛、リウマチ痛、頭痛に効果があります。さらに、消化を促進し、肝機能調整します。精神疲労を解消し、気分をすっきりさせる働きもあります。抜け毛予防といったヘアケアに向き、皮脂の酸化や角質異常を防ぎ、地肌の殺菌作用もあります。

ビターオレンジ葉
プチグレンとも呼ばれるビターオレンジ葉(Citrus aurantium)は、自律神経の調整にすぐれていて、抑うつ症に効果を発揮します。動悸や不眠症といった症状を改善し、リラックスさせてくれます。筋肉の緊張をほぐす働きがあり、胃の筋肉を鎮静させて消化を促進します。また、免疫力をアップする作用もあるといわれています。

サイプレス
サイプレス(Cupressus Sempervirens)は、女性ホルモンに似た作用があることで知られ、 月経の周期を正常にし、月経痛といった症状を改善する働きがあります。更年期にも有効で、のぼせや神経過敏といった不快な諸症状に効果を発揮します。また、利尿作用があり、失禁に効くといわれています。さらに、体液の循環を促進し、むくみを解消します。静脈瘤や浮腫、セリュライトを取り除きます。
※乳癌といった婦人科系癌を誘発するといわれているので、特に上半身の使用には注意が必要です。

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posted by らくだ at 08:42 | ├─更年期を快適に | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする